糖尿病で包茎手術を断られた

包茎手術 仙台中央クリニックTOP > 糖尿病性包茎 > 糖尿病で包茎手術を断られた

糖尿病で包茎手術を断られた

糖尿病の場合、包茎手術を断られることがあります。糖尿病になると細菌感染や内出血のリスクが高くなり、手術が難しくなるためです。仙台中央クリニックでは、自宅近くのクリニックで治療を断られた方が、新幹線を乗り継いで遠方から御来院頂くことが多々あります。

包皮の癒着が進行し手術を断られた

糖尿病の包皮炎によって包皮と亀頭が癒着することがあります。その場合、生じた癒着の剥離操作が必要になります。亀頭と包皮の内側で剥離操作を行い亀頭を形成します。この操作は容易ではなく、時間を要します。技術的な問題があり、手術を断られることがあります。

糖尿病検査データで包茎手術を断られた

検査結果のデータに基づき、手術のリスクを判断するクリニックがあります。すぐに手術を行ったほうが良いと考えられる状態でも、検査結果により手術を引き受けてもらえないことがあります。糖尿病性包茎の手術前には、全身の健康チェックを行い、服用している薬などを確認した上で、問題ないと判断された方のみに治療を行うという厳しい基準を設けているクリニックもあります。

投薬のみで包茎手術は断られた

糖尿病性包茎の場合、傷口の治りが遅くなり、さらに感染症を引き起こす可能性も高くなります。そのため包茎手術は行わず、軟膏などで炎症や亀裂の症状を抑える治療に留めるという判断をするクリニックもあります。

糖尿病で術後のトラブルを理由に断られた

糖尿病性包茎は、手術の難易度が高い上に、術後もトラブルを生じることがあります。手術後の傷の治りが遅くなった、内出血が強い、細菌感染を併発したなどの理由で、何度も通院を要することがあります。そのため糖尿病性包茎の治療は予約の段階で受け入れていない施設もあります。

断られた糖尿病性包茎の治療

仙台中央クリニックでは、他院で断られた重症症例の治療を、多くの場合でお引き受けしています。糖尿病により生じた炎症部分と、亀裂が生じた部分の包皮を切除します。多くの場合治療は1回で終了し、排尿時や日常生活の痛みが改善します。

糖尿病で包茎手術を断られたリスクやデメリット(稀なものを含む)

  • 術後は処方した薬を服薬し、消毒をしていただく必要が有ります。
  • 創部から出血することが有ります。
  • 抜糸などの処置が必要になることが有ります。
  • 創部に細菌感染をおこすことが有ります。
  • 包皮の腫脹がみられることが有ります。
  • 傷が離解することがあります。

糖尿病で包茎手術を断られたビフォーアフター症例写真

糖尿病性包茎

48歳、既婚。包茎手術
症例経過:他院で手術を断られた糖尿病性包茎の症例です。3年前から糖尿病を発症し、包皮に亀裂を生じるようになりました。排尿の際に沁みや痛みを伴い、更には出血することも有りました。治っては再発する状態が続くために、手術を決心して近くの病院に相談したところ、糖尿病を理由に手術を断られたことから、治療を引き受けてくれる施設を探し、仙台中央クリニックに御来院いただきました。診察したところ、包皮の弾力性が失われ包皮口が拘縮して亀裂を生じやすい状態になっていました。拘縮している余剰包皮をすべて取り除いて亀頭直下にて美容縫合を行いました。術後は機能面や衛生面への不安が消失し、美容的なコンプレックスもなくなりました。
症例解説:糖尿病性包茎は一般的な包茎手術と比較すると難易度や手術リスクが高くなるため手術を引き受けてもらえる施設が限定されます。そのため、相談に行ったが、引き受けてもらえず、その間に症状が悪化したという方もいらっしゃいます。出血や痛みがあるという場合は、状況は深刻です。出来るだけ早く、ご相談されるのが良いと思われます。糖尿病性の包茎手術は出血が起こるリスクがあります。

糖尿病包茎について教えてください