包茎によるトラブル

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包茎によるトラブル

包茎のために、種々のトラブルを認めることが有ります。炎症や亀裂が生じる、痛みがある、陰毛が包皮に絡まる、衛生状態が悪化した、排尿に時間が掛かる等により日常生活が障害されます。炎症や感染などトラブルがある場合には、包茎手術が必要になります。

炎症や亀裂によるトラブル

包茎の状態は、亀頭が包皮で包まれて細菌が繁殖しやすい環境になっており、包皮に炎症を起こします。市販薬を自己判断で使用している方がいらっしゃると思われますが、お勧めできません。炎症が改善せずに、却って状態が悪化し亀裂ができたと、御相談いただくケースが少なくないからです。誤った処置を続ければ症状が悪化してしまうために、早めに専門院を受診することが重要です。

陰毛を巻き込むトラブル

包皮が長い包茎では、亀頭と皮の間に陰毛を巻き込むことが多くなります。陰毛が絡まり不快感や痛みを伴い、毛切れを起こすこともあります。陰毛の巻き込みや亀裂の予防のために陰毛を短くカットすることが有効ですが、根本的な解決にはなりません。陰毛を処理するよりも包茎を改善したほうが、手間もかかりませんし、衛生環境の改善に繋がります。

衛生面のトラブル

包茎によるトラブルとして、衛生面が悪化することがあります。毎日清潔にして洗っていれば、基本的には問題ありませんが、毎日のケアを怠ると不衛生になり、恥垢が溜まり悪臭の原因になります。また包皮の感染は、包茎との関係が深く、炎症を起こしやすい包茎状態の亀頭や包皮は、細菌やウイルスの感染が起こり易くなります。包茎手術により清潔な環境が得られ、感染予防が期待出来ます。

排尿のトラブル

亀頭部が完全に覆われた包茎では、排尿時にトラブルが認められることが有ります。尿の落ち方を予測することが困難になり便器やその周囲を汚してしまう、排尿が終わってからも、包皮内部にたまった尿がだらだらと出る、パンツやズボンに尿が付いてシミが出来るなどの排尿トラブルに悩まされている方もいらっしゃいます。

包茎のトラブルに伴う外科的治療

包茎によりトラブルが生じている場合、包茎手術が適応になります。手術は20分程度で終了し、日帰りが可能です。衛生面や美容面で改善が認められ、日常生活が楽になったと喜んで頂けます。

包茎によるトラブルのリスクやデメリット(稀なものを含む)

  • 内出血を認めることが有ります。
  • 腫れが続くことが有ります。
  • 術後出血を生じることが有ります。
  • 細菌感染を起こすことが有ります。
  • 術後の傷跡の赤み、色素沈着が続くことが有ります。
  • 縫合部位の糸が取れない場合には、抜糸が必要になることが有ります。

包茎によるトラブルビフォーアフター症例写真

包茎のトラブル

38歳、既婚。包茎のトラブル
症例経過:包皮が長く排尿時のトラブルに悩まされていた症例です。排尿後に尿が包皮内部に残り下着やズボンが汚れるために、包茎を治して、日々の生活を快適に過ごしたいと考え、仙台中央クリニックに御来院いただきました。診察したところ、炎症を繰り返したために、包皮の柔軟性が失われ、包皮口に狭窄が認められ、尿が残り易くなっていました。狭窄を解除し、余剰包皮を切除して、亀頭を露出しました。包茎による排尿時のトラブルがなくなり快適に過ごせるようになりました。
症例解説:包茎であることによって日常生活でトラブルを生ずることがあります。排尿時に尿が飛び散り下着が汚れる、陰毛を巻き込んで不可感や痛みを感じる、炎症が改善せず痛みを伴うなどにより、行動が消極的になります。悩みや不安感が強い場合には、包茎手術により状態を根本から解決することをお勧めします。包茎手術は細菌感染が起こるリスクがあります。

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