放置して重症化した包茎

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放置して包茎が重症化した

包茎を周囲に相談できないまま、放置している方もいます。症状が軽く、このまま放っておいてもいいだろうと判断した場合でも、包茎は放っておくと重症化する可能性があります。体型の変化により包茎が重症化することは良く知られています。更に細菌感染を起こし易く亀頭包皮炎と呼ばれる合併症を起こします。生活習慣病による包茎の重症化を起こすこともります。最終的に全く剥けにくい状態になります。

放置して重症化した包茎に悩む男性

放置して感染をおこした包茎

不潔であることが原因で、亀頭包皮炎という包皮や亀頭が赤く腫れ、痛みが出現する状態になることがあります。亀頭包皮炎は亀頭が乾燥している状態では発生しません。亀頭が包皮に覆われ湿っている包茎で発生し易くなります。亀頭包皮炎を繰り返し発症すると、包皮が段々と硬くなり、剥き難くります。特に糖尿病で亀頭包皮炎が発症し易いことが知られています。亀頭包皮炎を繰り返すと包皮の絞扼が進行します。仮性包茎が、いつの間にか包皮輪狭窄型包茎や真性包茎になることが有ります。重症化予防の為には包茎手術を要します。

生活習慣病で重症化

生活習慣病で包茎が重症化することが有ります。とりわけ、特に糖尿病では包茎の重症化が加速されます。糖尿病を患うと、過剰に摂取した糖分とたんぱく質が結合する糖化によって終末糖化産物が増加し、肌や皮膚を含む全身の老化が進行します。全身の老化が進むことで包皮が緩み、包茎が重症化を起こします。また、糖尿病の方は包皮炎になりやすく、特に包皮口の包皮炎を繰り返すことで、包皮口の皮膚が肥厚し、仮性包茎から嵌頓包茎や真性包茎へと悪化します。

加齢で重症化した包茎

包茎の原因として加齢が挙げられます。加齢によって陰茎が縮むことで包皮が余り、包茎が進行します。もともと包茎ではなかった人が加齢と共に包茎になることもあります。

カンジタで重症化した包茎

カンジタ性包皮炎によって包皮輪が狭くなり、包茎になることがあります。包皮の出口である包皮輪が狭くなり、剥け難くなると、自然に治ることはありません。カンジタ性包茎によって包皮がむけなくなるケースは多く認められます。カンジタ性包茎となった場合は包茎手術が必要となります。

放置して重症化してきた包茎の治療

包茎の治療は、包皮の長さや厚みなどを考慮して最適なデザインを設定することから始めます。勃起時を想定して包皮の余りを測定し、亀頭下部の環状溝に縫合面が合うよう精密にデザインを行います。治療箇所が隠れて見えなくなるので、手術をしたことが目立たない自然な仕上がりにります。

放置し重症化した包茎の治療を終えホッとする男性

放置して重症化してきた包茎リスクやデメリット(稀なものを含む)

  • 術後2~3週間ほど、陰茎皮膚に腫れが生じることが有ります。
  • 患部の内出血が生じることが有ります。
  • 感染を起こす可能性が有ります。
  • 傷跡周辺の包皮の引きつれが起こることが有ります。
  • キズ跡感覚鈍麻などが起こることが有ります。

放置して重症化してきた包茎のビフォーアフター症例写真

放置して重症化した包茎 症例写真1
放置して重症化した包茎 症例写真2

34歳、未婚。放置して重症化した包茎、包茎手術
症例経過:放置して重症化した包茎症例です。若い頃から悩みながらも包茎を放置していましたが、加齢や体型の変化が加わり、常に被ったままの状態になってしまいました。仕事上の付き合いでゴルフに行く機会が多く、プレー後の大浴場で恥ずかしいことや、常に被って不快であることから、仙台中央クリニックに御来院いただきました。診察したところ、余剰包皮が長く、埋没症状が認められる包茎でした。余剰包皮を切除し、亀頭直下で美容縫合を行い、亀頭を露出させました。包茎のコンプレックスがなくなり人の視線も気にすることなく過ごすことが出来るようになりました。
症例解説:包茎の症状がある場合は、放置したままにしないことが重要です。早期相談、早期治療により重症化を防止され、快活な生活が出来ます。包茎を放置して重症化すると、衛生管理が出来ずに臭いがきつくなると伴に、雑菌が繁殖して炎症を起こし易くなります。また常に被っていることで外見上のコンプレックスを抱え、痛みを伴ことも有ります。手術が必要かどうかを自分で判断することは困難です。躊躇わずに専門医師に相談してください。治療を行うことによりに日常生活が快適になり、生活のクオリティが上がります。包茎手術には包皮の突っ張りが起こるリスクが有ります。

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