二十歳の包茎手術

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二十歳になったので包茎手術を受けたい

20歳は成人となる人生の節目です。二十歳になったので、前から気になっていた包茎を治したいという、御相談をいただいています。包茎には、未成熟のイメージが付きまといます。それを、20歳になったことを切掛けに払拭しようと考える方もいらっしゃいます。また、包茎の症状が強く、出来るだけ早く治療を行いたかったけれど、親に話すことが出来ずにずっと我慢していたという方もいらっしゃいます。

親権者の同意が不要になったので包茎手術を受けたい

未成年の場合は親権者の同意が必要なため手術を受ける際には、保護者の同伴をお願いしています。未成年が親の同意を得るという事は、高いハードルになります。多感な時期に親に包茎のことを話すのは恥ずかしい、余計な心配を掛けたくないと考えるために、親に話しを切り出せず一人で悩みながら過ごしている場合も多いようです。やっと成人して自己の判断で包茎手術を受けることが出来るようになり、包茎手術を待ちわびていた方から、包茎手術の御依頼をいただくことがあります

二十歳前の包茎

幼児期は、亀頭が露出できなくとも、包茎によるトラブルは少なく、包茎に対する処置が必要になることはほとんどありません。包皮の狭窄が強く、剥けない場でも、放置されているケースがほとんどです。しかし思春期を過ぎて、第2次性徴を迎えると、包茎は性的な機能障害を抱えるようになり、包茎手術の必要性を認識するようになります。特に、勃起時や性交渉時の痛みや突っ張りなどのトラブルがある場合には治療が必要になります。自己判断や、誤った知識により包皮拡張や剥離を行ってしまうと、出血や裂傷を起こして嵌頓包茎の原因になることがあります。恥ずかしいという理由で、誤った対処をしないこと重要です。

二十歳を機会に手術を受ける理由

包皮孔が狭く痛みを伴う

二十歳になり、包皮孔の狭さに悩み、お問い合わせいただくことがあります。思春期を過ぎた頃には、通常は包皮孔が広がり、包皮の反転が行うことが出来るようになります。しかし思春期を過ぎても包皮孔が狭く、痛みなどの症状がある場合、包茎手術が必要になることがあります。無理に剝くとカントン包茎になり、自己整復できなくなる場合があり、危険を伴います。早期手術が望ましいケースもあるため専門の医師に判断してもらう必要があります。

包皮炎を繰り返す

二十歳になり、外的刺激により包皮の炎症を起こしてしまうことがあります。軽症の場合には、排尿や入浴時にヒリヒリとした痛みを伴う程度で、数日で症状は落ち着いて自然治癒します。炎症が強い場合には抗生剤の軟膏や内服薬で症状を抑えることも出来ますが、症状を繰り返す場合や包皮の硬化が現れた場合には、包茎手術が必要になります。成人されたのを期に、繰り返し悩まされていた包皮炎を根治させるために、包茎手術の依頼をされることがあります。

恥垢が溜まりやすく異臭がする

皮が被っていると蒸れた状態になり細菌の温床となります。恥垢が溜まると異臭の原因にもなります。パートナーの女性は包茎の臭いに抵抗がある方が多く衛生管理を望まれる声も聞かれます。女性から嫌な顔されたために、包茎手術を決意され御来院いただくケースがあります。

見た目のコンプレックス

包茎のため入浴した際、タオルで隠して周りの人達に見られないように、その場を凌いでいるというお話を多数お伺いしています。包茎である理由から公衆浴場が苦手になる方もいらっしゃいます。また包茎によるコンプレックスにより女性に積極的になれないケースもあります。包茎手術は、見た目のコンプレックスを克服し、自信をつけたい方の有効な治療といえます。

二十歳の包茎手術のリスクやデメリット(稀なものを含む)

  • 包茎手術後に陰茎の感覚の変化が起こることがあり、再生には期間を要するかかることがあります。
  • 亀頭が露出していない状態になれていると、術後、亀頭の知覚が過敏になることがあります。下着や外気に触れることで、やがて露出になれた状態になっていきます。
  • 包茎手術後、傷口が化膿した場合には抗生剤の内服や、消毒が必要になり、通院を要すこともあります。
  • 術後早期に、勃起時に傷口周辺の突っ張り感や痛みを感じる場合があります。
  • 稀に縫合部位からの出血を起こすことがあります。圧迫処置をしていただくことで治る場合がほとんどです。出血が強い場合にはクリニックにご連絡いただく必要があります。

二十歳の包茎手術症例写真

二十歳の包茎手術

20歳、未婚。 20歳の包茎手術
症例経過:20歳になったのをきっかけに包茎手術を希望された症例です。数年前から、包皮孔に狭窄があることに気づいていて、勃起時には、剥くことが出来ず痛みを伴うこともあったそうです。包茎手術を考えるようになったものの、当時は未成年ということで、親の同意がないと手術できず、恥ずかしくてどのように話を切り出していいか分からなかったため、20歳になるまで勃起時の痛みに耐えながら過ごしていたそうです。20歳になり、自分の判断によって包茎手術が可能になり、仙台中央クリニックを、受診していただきました。診察したところ、包皮には強い絞扼があり、勃起時には痛みを伴う状態でした。包茎手術では狭窄している包皮孔部位を解除し、余剰包皮を取り除きました。勃起時の痛みから解放され、生活の質が向上しました。
症例解説:未成年の包茎手術は、親の同意が必要であり、包茎手術を受けたくとも、親に切り出せないという方が多いようです。痛みや痒みなどのトラブルを抱えていても、じっと耐えている場合もあります。そのようなケースでは、20歳の誕生日が過ぎて、親の同意が必要に亡くなった時点で、早々にお問い合わせといただいています。包茎の中でも剥けにくい痛みを伴うような強い狭窄症の場合には包茎手術の適用となります。狭窄している包皮が何らかの拍子に剥けてしまった場合、剥けた状態のまま腫れてしまうと元に戻すことが困難となります。デリケートな問題なだけに、親御さんにも、なかなか相談できないと思われます。仙台中央クリニックでは相談を受け付けておりますので、まずはお問い合わせいただきたいと思います。包茎手術は、比較的短時間で終了する手術ですが、術後出血や細菌感染のリスクや副作用が認められることがあります。手術前には、納得するまで説明を受けてください。