包茎手術の縫い跡が気になる

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包茎手術の縫い跡が気になる

包茎手術をしてもらったけれど、縫い跡や糸目が目立ってしまい、気になるということで御相談いただくことがあります。切開を伴う包茎手術では、傷跡ができることは致し方ありませんが、ざっくり縫ったように、傷に対して垂直の縫い跡や糸目が出来ると、手術したことがバレバレになり、ショックを受ける方がいらっしゃるようです。多くの場合で縫い跡や糸目は修正することが出来ます。

なぜ縫い跡が目立つのか

縫い跡が目立つ原因として、技術的原因と、体質的原因の2つが考えられます。そのそれぞれを的確に診断して、治療する必要があります。

技術的原因

縫合技術が安定していない、稚拙な技術により縫合を行った場合、縫い跡が目立つことがあります。この場合は、傷跡修正により、縫い跡や糸目を目立たなくすることが出来ます。

体質的原因

切開縫合に対して、過剰に反応しやすい体質の場合、どんなにきちんと縫合しても縫い跡が目立ちます。体質的原因の場合、縫い跡を目立たなくする修正手術は困難を伴います。

溶ける糸による包茎手術

溶ける糸で手術すると、縫い跡が付きやすいことが知られています。溶ける糸を使用して、術後の通院がない手術は、利便性が良いように誤解しがちですが、縫い跡が残りやすいので注意が必要です。術後通院のない場合、溶ける糸で縫ったか否かを確認する必要があります。美容外科的方法による包茎手術では、溶ける糸を使った縫合が行われることは、ほとんどありません。

ナイロン糸による美容外科的縫合

仙台中央クリニックは、包茎手術を行う際に、美容外科用の極細糸による縫合をお勧めしています。顔を縫うような極細糸ですので、縫い跡や糸目を目立たなく仕上げることが出来ます。

ナイロン糸で縫合しても抜糸のための通院は不要

一般的には、ナイロン糸で縫合した場合、抜糸のために再来していただく必要があります。何度も通院したくない、遠方なので何度も来院したくないなどの御希望に応え、仙台中央クリニックは、ナイロン糸がポロポロと取れる方法で縫合しています。そのため、ほとんどの場合で、再来は不要です。術後から1か月経過して糸が残っている場合は再来を、お願いしていますが、ほとんどのケース、糸は自然に取れてしまいます。

包茎手術の縫い跡修正症例写真

包茎の縫い跡修正

22歳 独身。 包茎手術他院修正、埋没陰茎修正
2年前に他院で包茎手術を受けたところ、傷の縫い跡がはっきりと残り、目立つようになってしまったという症例です。卒業旅行のために貯めていた費用を使い、おもいきって手術に踏み切ったものの、包茎手術を受けたことが逆にコンプレックスになってしまったということでした。半ばあきらめていましたが、インターネット検索をしたところ修正できると知り、何とか修正したいと思い仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、包茎手術の傷に垂直に多数の縫い跡が付いており、切開縫合したことが一目瞭然の状態でした。縫い跡を切除して、傷を一本の細い線にしました。併せて傷跡に負担をかける原因となる埋没陰茎の処置も行いました。ご本人が思っていた以上に、自然な傷の仕上がりになり、悩みが解消されました。
クリニックより:包茎手術の傷の縫い跡や糸目が目立つ場合、技術面が原因となっていることが多く、修正は可能です。技術力や経験が少ない施設で包茎手術を受けると、傷に対して垂直の縫い跡が目立って残ってしまうため手術したことがバレバレの傷跡になってしまいます。何度も修正を繰り返さないようにするために、一度でキレイに仕上げたい方は、クリニック選びが重要になります。体質的問題で、縫い跡が目立つ場合がありますが、その場合は修正が非常に難しくなります。無意味に修正を繰り返しても改善は期待できないことが多く、原因の鑑別が必要になります。