剥け難い包茎

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剥け難い包茎

剥け難い包茎で、どうしていいか分からないと言い御相談をいただいています。誰にも相談できないために、ネットなどで調べて、自己判断で処置を行おうとする場合もあります。自己判断による処置は危険を伴うことがあります。必ず医師の診断を仰ぐことが重要です。日常生活に支障がある場合には、包茎手術を視野に入れることが必要です。

剥け難い包茎で電話相談を受ける男性

剥け難い包茎の衛生状態

包皮は、衛生状態が悪化し易く、汚れ易い部分です。剥けにくい包茎の場合、衛生状態が悪化して、悪臭などのトラブルを生じる場合があります。また包皮に炎症が波及し易く、治療に反応し難いことがあります。長期に悩みが続く場合には、医療機関への受診を考えて下さい。

剥け難い包茎の亀裂

剥け難い包茎を自分でなんとかしようと無理に剥いた場合、包皮に亀裂や裂傷を生じることがあります。また、剝いた包皮が戻らなくなることも知られています。余計に悪化してしまうことがありますので、自己判断で解決しようとせず、専門の医療機関に相談することが重要です。

糖尿病により剥け難くなった

糖尿病または糖尿病予備軍の方は、包皮の血液の循環が滞りやすく、包皮は弾力を失い、締め付けが徐々に強くなる傾向があります。糖尿病発症前は、簡単に剝けていた状態から、カントン包茎や、全く剥けない真性包茎などに進行して行くことがあります。

亀頭と包皮が癒着し剥け難い

包茎で剥け難い状態が長期に続くと、亀頭と包皮が癒着することが有ります。癒着を剥離する必要があります。自力で剥くことは、ほとんど不可能です。

成人しても剥け難い包茎

小児期に、包皮が剝け難い状態でも、成人までに剥ける状態に移行していくことが多いのですが、成人しても剥け難く、包茎のままという場合があります。成人してからも剥けにくいタイプは、日常生活に支障を抱えることが多く深刻です。包茎手術を検討することをお勧めします。

剥け難い包茎で亀頭が過敏症

剥けにくい包茎は、亀頭が露出せず、常に包皮が被って保護された状態になっていることから、亀頭が敏感になっています。軽度の刺激でも強い亀頭痛を感じることがあり、日常生活の質が低下します。

剥け難い包茎でカントン腫大になる

剥けにくい包茎で、剥こうとすると痛みを伴う状態なら無理に剥くのは禁物です。徐々に包皮を翻転することにより、包茎が治るような記述も見受けられますが、包皮が戻らなくなり、緊急手術が必要になることがあります。カントン腫大の状況に移行した場合には、包皮が壊死することがあります。

剥け難い包茎の治療

剥け難い包茎は、包皮口が狭く包皮が引き攣れることが多いために、難易度が高い治療になります。包皮の計測や縫合が適切でないと、絞扼が残り包皮の腫れが続くことが有ります。経験豊富な医師に治療を依頼する必要が有ります。

剥け難い包茎の手術が成功し喜ぶ男性

剝け難い包茎に対する包茎手術のリスクやデメリット(稀なものを含む)

  • 手術部位の腫れが、術後長期に続くことがあります。
  • 手術部位に血腫を形成する場合があります。
  • 再手術を要することがあります。
  • 手術部位が変形し、不自然な形になることがあります。
  • 手術部位の傷が目立つことがあります。

剝け難い包茎の手術ビフォーアフター症例写真

剝け難い包茎

48歳、独身。剥けにくい包茎、包茎手術
症例経過:包皮の狭窄と体型による埋没のために剥け難い包茎の症例です。陰茎が体内に埋没して包皮の入り口が狭いため、剥け難く、見た目や衛生面が心配でした。将来、介護される立場になった時のことを考えて包茎手術を決心し、仙台中央クリニックに御来院いただきました。診察したところ、包皮の狭窄と重度の埋没陰茎を認めました。陰茎の埋没を修正したうえで、余剰包皮を切除し、包茎を改善させました。衛生面が大きく改善しました。
症例解説:包皮の入り口が狭い、亀頭と包皮が癒着しているなどの理由で成人になっても、包皮が剥け難いことがあります。剥けにくい包茎を放置すると、亀頭の過敏性が強くなり、少しの刺激で痛みを伴います。特に中高年の方は、万が一の入院や介護のために、衛生面を考えて治療を行っておくのが良いでしょう。精神的な負担が軽減し気持ちが楽になったと喜んで頂いています。包茎手術は、腫れや内出血のリスクやデメリットがあります。手術前に十分説明を受け治療に臨んでください。

剝け難い包茎

25歳、独身。剥けにくい包茎、包茎手術
症例経過:剥けにくい包茎を、自力で解決しようと試みた症例です。以前から包茎について気にしており、ネットで書き込みを見て、剥けやすくするための包皮口を広げる方法や矯正器具を試していました。しかし全く改善が得られないために、今後の生活に不安を感じ、包茎手術を決心されました。診察したところ、包皮口に狭窄があり亀頭の過敏症を伴っていました。包茎手術により、余剰包皮の狭窄部分を切除すると共に、亀頭を強化し、包茎状態を改善させました。
症例解説:剥けにくい包茎は、余剰包皮に問題がある場合があります。包皮口に軽度から重度の狭窄があるため亀頭が露出し難い状態です。痛みや排尿障害を伴う可能性もあります。また衛生状態が悪化し易く、悪臭や炎症の可能性が高まります。剥けにくい包茎は、包皮の一部が狭くなっているため、陰茎が締め付けられている状態になっており、無理に剥くと包皮に亀裂が入り、痛みや腫れの原因になります。カントン腫大状態になると、包皮を戻すことができなくなります。剥けにくい包茎は自分だけで解決しようとせずに、医師に相談してください。剥けにくい包茎手術は術後、内出血や包皮の腫れなどのリスクやデメリットを伴うことがあります。術前に注意事項について十分説明を受けてください。

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