実際かなり厳しい

何が婚活を流行らせるきっかけになったのか

婚活パーティーなるものの成功率を考えてみると、その実情はほとんど成功していないというのが理解出来るだろう。また実際に参加した事のある男女の意見を少し探しただけでも、散々な目にあったと述べている人が多く見られる。中にはもはや人としての尊厳を無視したような罵詈雑言を浴びせられたという人もいるのだから、体質がどれだけずさんなものなのかが薄らと見えてくるだろう。だがそれでも出会いの場がない人々からすれば、等しく誰かと交流することが出来る婚活パーティーは重宝していると考えているようだ。実際にその普及率は近年目覚しいものだが、どうしてそのようなことになったのかを調べてみると、理由としては婚活パーティーにおける仕組みがきっかけだった。

婚活パーティーといっても、すべての男女が積極的に好みの異性にアピールするわけではない、というより出来ないという人が多かったりする。そのためこうした合コンを商業作品として昇華した婚活パーティーにおいて、いわゆるモテスキルが高い人が圧倒的に成功している。すべての人にそんな便利な機能が備わっているわけではないので、少数しか成功している人が出ないやり方では、そもそも婚活パーティーの価値がないとしか言いようがなくなる。ではどうしたら均等に相手と会話する事が出来るのかと考えられたとき、編み出されたのが『回転ずし』というものだ。

この回転ずしとはある一定のサイクルで異性と話せる時間を設け、その限られた時間でお互いのプロフなどを話していき、時間が終了したら次の女性へと移動するということを繰り返していく。この方法が編み出された当初は画期的だと感じた人もいたのかもしれないが、筆者に言わせて見ればなんでそんなことで出会いが成立するのだろうかと疑問に思ってしまうところでもある。

明暗を分かつことになる回転ずし

どうして否定的な意見を持つのかというと、それはこの回転ずしで何より重視されるのは『第一印象』というののだけだからだ。確かに第一印象は大事だが、そのためにその後交際してみたらとんでもないやつだったという事が例として多く散見しているからだ。そもそもこの回転ずしにおいて一人当たり循環するには持ち時間が制限されており、それも約3分という時間しかないのだ。これではもはや見た目しか印象に残らない、となると外見の良さですべてを判断されることになる。

回転ずしの後はフリータイムなるものが用意されているものの、その時には既に誰を論外として、誰に狙いを定めているのかといったところで既に決着がついているからだ。これでは成功率は当然低迷するのは目に見えている、特にこういった場所にもなれば誰もが体裁を取り繕った仮面をつけているため、本性を知れることはない。パーティーの後に会ってみると、実は既に婚約者がいて遊びだったという例や、そもそも身体だけの関係がもてれば良いというような、結婚どころか恋人としての交際以前の扱いを受けるようなことになったという体験をしているというのだ。

だがこのようなシステムを導入しているのなら、そもそも本気で結婚相手を探そうとしている人ばかりではないというのも、安易に予想できるが会場の雰囲気に流されて冷静な判断をすることが出来ないのかもしれない。パーティーの後にあってみたら実は、というのはよくある話なのかもしれない。医師限定の婚活パーティーという例を考えても、その後連絡を取ってみればお金だけくれればそれでいいからというような人だったりすることもありそうだ、お金を持っていればその分だけ、実は外見も中身もありえない、自分が結婚して裕福な暮らしが出来ればそれだけで良いという自己本位な人間性だった、そんな事はよくある世界なのかもしれない。本気で出会いの場を探している医師にしてみれば、迷惑千万な話だ。

初めから期待しないほうが良いかもしれない

こうしてみると婚活業界は、ただのイベント事業としてみれば大成功を記録していると取れるが、実情としてはお金だけ儲けていれば良いとそのように考えている業者が多いということだ。資金がなければ婚活パーティーそのものが成り立たないというのも理解できるが、このような内情ではまず間違いなくいずれ婚活なるものが、イロモノとして扱われる日は遠くないだろう。だがそのことを承知の上で遊び半分で登録している人もいる事を考えると、やはり体制そのものから改善しなければならないのかもしれない。そもそも特定のサイトをあげるわけではないが、結婚紹介所や相談所といったところに登録している人々の様子を見て、本気度を探るようなことも必要になってくる。

詳しいところまでは調べられなかったが、中には健全に結婚相手として相応しいパートナーを見つけられるように推し進めているところもあるかもしれないが、実情は芳しくないだろう。その中でも結婚ではなくただの遊び相手として最適だとするような人間がいては、結局騙されたという被害を受けてしまう。だがこうしたところに登録しなければ相手が見つからない人にはさも大事な場所なのかもしれないが、そもそもこうしたサイトに登録すると途中で解約するということを約定で禁止しているところもあり、中には違約金を支払わなければならないといったところもあるので、どっちにしろ登録する側に多大なリスクがあるという事が浮き彫りになる。

医師や公務員といった自分の理想とする結婚相手と巡り会う事の出来る結婚紹介所は、未婚の男女としては最高の場所なのかもしれない。お見合いよりも格式が低く、気軽に参加できるのが受けているのかもしれないが、事実としてその後結婚に至っている人はごく少数だ。体験談で成功した喜びを見るが、どうにも真実味に欠けているので信頼するか否かは任せるが、筆者としては使用する際にはかなり用心して選択することに越したことはない。

結婚はただ書類に男女の名前と判、そして必要事項を記入して提出すれば簡単に認められる。だが書類上で繋がっても現実に心が遠いままでは夫婦とは当然呼ぶことは出来ない、婚活を精一杯取り組んでいる人はいるかもしれないが、大半の人は宣伝に踊らされていることを良く理解しておく事は必要だ。

Page Top