日本の婚活状況

悪いことではないが、事実として

世間一般としての認識として、結婚とはどういうものかという真理に辿り着いている人ほど相手に対して求めるのは、性格についてだ。容姿が良い、年収が高いなどといった事があればなおのこと申し分ないにしても、大半の人はそんな人と出会うまでにどれ程の時間を費やさなければいけないのか、考えてしまう。先に紹介した医師限定の婚活パーティーにおいても参加している女性は、ガッツリと医師の彼をGETして将来を誓い合う仲になろうと企んでいることだろう。参加している男性としても、自分の理想とする女性に近い人と共になれればいいと考えているが、中々出会いがないからこそこうした結婚紹介所で企画されている婚活パーティーに出席してパートナー探しをしている。

実際、結婚紹介所主催の婚活パーティーで特定の女性と連絡先を交換して交際することになったとしてもだ、その先に待っているのは恋人としての関係ではなく、単純な友達からという交際だ。催し物の中ではカップルとは表現されこそ、実際には友達未満の2人がちょっとしたきっかけからまずは友達から始めてみないかというスタートラインに立っただけだ。これは当たり前だ、いきなり見も知らぬ相手に対して求婚する・されるといったことになるなどありえない。あくまでこの婚活パーティーでは友達を前提にした出会いの場を提供している、といったことが最大の意味合いとなっている。つまり、例えその場の印象はとても好感度が高いものだったとしても、友達から恋人として発展した付き合いをして行くと気づく相手の本性を見て愛情が冷める、なんてよくある話だ。

婚活パーティーで出会いを、などといった宣伝をテレビを始めとしたメディアで大々的に行っているが、その実情は散々足るものだろう。何が酷いのかといえば、実のところ出会いは確かにあるかもしれないが、その先に進めるかどうかは正直難攻不落といったように難く攻めなければ失敗してしまう可能性があるのだ。婚活業界なるものが新ビジネスとして台頭してきているが、その内面を垣間見ると知る、結局は最後に何がものを言うことになるのかを理解出来るのではないだろうか。

結婚紹介所の真実と、知られたくない事実

医師との結婚だけしか考えていない、妄信の如く特定の職業の人との交際を諦められないという人がいると、決まって利用するのが結婚紹介所だ。ここを利用すればきっと良い出会いが見つかるなどと説明をしており、男女関係無く出会いを求めて登録している人はいると思うが、そこに眠る事実をどれだけの人が直視しているのかに注目したい。先ほど話したとおり、結婚紹介所主催の婚活パーティーに参加しても、まずは友達からのスタートとなるが、そもそもその時に交換する連絡先が存在しないという場合もある。よくある話だ、自分の理想が見つからなければその次に希望を託すという風に考えている人が圧倒的に多いからだ。

パーティーに参加するときも一回あたりの会費はそこまで高くないが、紹介所に登録する際に最低でも10万円以上の初回登録費用と、毎月支払う年会費を含めたら決して安くはない出費を被ることになる。そこまでしても、実際に理想の相手を見つけて交際するまでになる確率はよくて『10%』、そしてさらにそこから結婚へと発展するとなったらなんと『9%前後』だという。これは何が言いたいのかというと、婚活を積極的に推し進めている業者にとっては会員はとても良い『お客様』なだけであって、まことしやかに結婚へのサポートをしているのかと聞かれたらそんなことはないのだ。あくまできっかけ作りを提供しているだけで、実際にその後の関係が成立するのはその人本人に寄るだろうという、投げやりな部分があるからだ。だからこそ会費は抑えられており、毎月支払う利用料を含めたらどれだけ儲けているか、あらかた予想がつくだろう。

話題になっている結婚紹介所などと言われているところでは、男女間の出会いを演出するのはあくまで『商売』であって、その商売において辿り着く結婚を保証するモノではない。その例として成婚したらその代金を支払わなければならない、という紹介所もあるくらいだ。良く出来たシステムであり、そして婚活業界としてはこの事実はなるべくなら表沙汰にならないようにしたいと企んでいるところもあるので、高望みはしないほうがいいだろう。

無理難題な条件を出している人が多い

そしてこの結婚紹介所で成功している人が少ない理由としては、利用している女性がいかに今の時代では中々難しすぎる条件を提示している事が多いというのも起因している。とりわけ年収だ、医師に限ったことではないが一般的な紹介所でも、最低ラインとしても『600万円』以上をクリアしている人でなければ釣り合わないとしている考えの人が多いようだ。では実際にその要求をクリアしている紹介所の男性会員の割合は、実際にほんの一握りしか条件を満たしていないという。だがそうした条件がある男性は、我先にと女性たちが目星を付けているものだ、それ以外の条件に合わない男性達は見向きもされないのだから、需給バランスが著しく偏りすぎている。

妥協することができない部分でもあるが、こういう女性達は本気で結婚を望んでいるのかどうかという部分では疑いが出てくるところだ。本当の意味で相手を理解して真剣な交際を望んでいる人もいるかもしれないが、敷居が低いこともあって条件が満たなければならない人間は論外となっているのも、紹介所から生まれた負の連鎖だろう。それではいつまで経っても成功する人が増えないわけだ、だがこの事実が表沙汰になる事はほとんどないのは、知られたら商売が成り立たないからというのが大きいのだろう。

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